防犯

2025年03月26日

狙われる空き家の窃盗事件、5年間で被害3倍

2025/3/25 朝日新聞

空き家を狙った窃盗の被害が急増している。背景には空き家の増加があり、管理が行き届かない状況も問題となっている。家主に代わって防犯対策を担うサービスも出てきた。


福岡県で1月24日午前3時40分ごろ、2階建ての空き家からネックレスや指輪を盗んだ疑いで現行犯逮捕された男(51)=窃盗罪などで起訴=は、県警の調べにそう話した。捜査関係者によると、空き家を狙って1階掃き出し窓から侵入し、約50分間、室内を物色していたという。

現場近くで不審な軽自動車を見つけた捜査員が応援を呼んで待機。男が外に出てきたところで声をかけた。男は容疑を認めているという。


男は運送会社の派遣社員として郵便物などを宅配する仕事をしていた。
「暖房の音がしているか、庭の草が生い茂っているかどうか」で空き家か否かを見極めていたという。
男の配達エリアでは昨年から空き家が被害に遭った窃盗事件が10件程度あり、県警は関連がないか調べている。

県警幹部は「もともと留守宅が狙われていたが、空き家が狙われるようになってきた」と指摘する。空き家でも貴金属が置かれたままのケースは多く、被害に遭っても気づかれにくいことが背景にあるという。


東京都の空き家から現金約40万円が入った財布を盗んだとして、警視庁は18日、住居不定、職業不詳のベトナム人の男(34)を窃盗などの疑いで逮捕した。男は「ベトナム人の友人に誘われ、生活費がほしくてやりました」と容疑を認めているという。


綾瀬署によると、6年ほど前、この家に住んでいた90代の女性が施設に入所したため、空き家になっていた。近所の親族が定期的に訪ねていたが、昨年7月30日、雨戸が外されて室内が荒らされていることに気づき通報。財布はタンスの中にあったという。

空き家を狙った侵入窃盗事件は近年急増し、警察庁によると、昨年の認知件数は9314件で被害額は12億9039万円。この5年間で認知件数は3倍、被害額は4倍になった。



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2025年03月15日

折り畳み傘使い背後からバッグを開けて数珠など盗む,中国籍の男2人現行犯逮捕

2025/3/14 産経新聞

駅で男性のボディーバッグから数珠などを盗んだとして、警視庁捜査3課は、窃盗の疑いで、いずれも中国籍で住所職業不詳の容疑者二人を現行犯逮捕した。
いずれも容疑を否認している。

逮捕容疑は、12日午後3時40分ごろ、JR新宿駅(東京都新宿区)の総武線ホームで、埼玉県の男性(75)から数珠1連が入った小物入れ(時価計2千円相当)を盗んだとしている。

捜査3課によると、新宿駅に向かう下り線の車内で折り畳み傘を使って男性が背負っていたバッグを隠すように接近。新宿駅で男性が降車する際にバッグを開けて小物入れを盗んだ。

すぐに男性がバッグが空いていることに気づき、容疑者2人は乗っていた電車に再度戻ったところを、警戒中の捜査員に確保された。
同課は、2人が都内で発生した十数件の窃盗事件に関与しているとみて、調べている。




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2025年03月01日

近接した9キロ圏内で空き巣被害が6件、1階の窓ガラスなど割られ現金や貴金属盗まれる

2025/3/1 埼玉新聞

埼玉県の熊谷市や行田市の一般住宅で28日、空き巣により現金や貴金属が盗まれる窃盗事件や窃盗未遂事件が6件発生した。近接した直径9キロ圏内で連続して発生したことなどから、県警は同一犯の可能性を視野に捜査している。

県警捜査3課によると、被害に遭ったのは熊谷市妻沼や下奈良、善ケ島、今井地内の住宅街の2階建て住宅5軒と、行田市犬塚地内の農村地帯の2階建て住宅1軒。行田市では同日午後2時ごろ、家人が帰宅時に侵入していた男3人と遭遇し「家から男が出てきて逃げていった」と110番。他の事件でも同日午前11時〜午後3時10分ごろ、家人や近隣住民が通報した。

6軒の住宅は、1階の窓ガラスなどが割られ、室内から現金や貴金属が盗まれていた。一部の事件では2〜3人の男が目出し帽などを着用し、乗用車を使用して犯行に及んだとの目撃情報があるという。



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2025年02月05日

100万円だまし取った疑い、東京の整体師男を逮捕、特殊詐欺グループ一員

2025/2/5 伊勢新聞

鈴鹿署は4日、詐欺の疑いで、東京都渋谷区の整体師の容疑者(57)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年9月12日、特殊詐欺グループの一員として、鈴鹿市70代女性に、長男を装った男から電話で「人妻を妊娠させてしまい、弁護士を入れて話し合いをしているが、100万円を準備して持ってきてほしい」と伝えさせ、現金100万円をだまし取った疑い。

同署によると、同容疑者は弁護士のおいを名乗り、四日市市内で女性から現金を受け取ったと見られる。防犯カメラの映像などから関与が浮上した。

「現金を受け取った覚えはあるが被害金とは知らなかった」と話し、容疑を一部否認している。

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2024年12月11日

壁に穴開け腕時計窃盗か?DIY盗、ロシア人を逮捕、東京銀座

2024/12/11 日テレNEWS NNN

先月、東京・銀座のブランド品買い取り店の壁に穴を開け、腕時計を盗んだとしてロシア人の男が逮捕されました。その手口から、捜査員からは「DIY盗」と呼ばれていました。

警視庁によりますと自称・内装業の容疑者は、先月、東京・銀座のブランド品買い取り店の外壁に穴を開け、穴に手を入れて腕時計14本、販売価格あわせておよそ600万円相当を盗んだ疑いがもたれています。

容疑者は、隣のビルとの80センチほどの隙間に入り込み、工具を使って2か所、穴をあけたうえ、店内の棚に手を伸ばして腕時計を盗んだとみられています。この手口から、捜査員らは「DIY盗」と呼び捜査していました。

調べに対し、容疑者は「今は何も言えません」と話しているということです。

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2024年12月02日

10カ月で空き巣69件、貴金属など1111万円相当盗んだ男3人の犯行裏付け、茨城県警

2024/11/29 茨城新聞クロスアイ


茨城県警つくば、鉾田、牛久、土浦の4署と県警捜査3課の合同捜査班は29日、ベトナム国籍の男3人が、県内で空き巣計69件の犯行を繰り返したことを裏付けたと発表した。被害総額は約1111万円相当。3人は容疑を認めている。

同課によると、逮捕、起訴されたのはいずれも土浦市、無職、22〜28歳の被告の男3人=いずれも窃盗や住居侵入の罪で起訴。
3人は昨年10月ごろから今年7月ごろまでの間、同県つくば市や石岡市などで、民家を狙った窃盗を繰り返した。貴金属や腕時計などを盗んでおり、生活費や遊興費に充てていたとみられる。地図アプリで事前に犯行場所を選定していた。

男の1人が交流サイト(SNS)で「正規の仕事と住む所がある」と募集して実際に日雇いの仕事をさせた後、窃盗の共犯を持ちかけたという。





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2024年11月30日

1000件さい銭を盗んだ容疑で男逮捕、粘着テープで盗むもついた指紋から御用

2024/11/30 読売テレビ

大阪府八尾市の神社のさい銭箱から現金を盗んだなどとして、51歳の男が逮捕・起訴されました。男は「ほかに1000件くらい盗んだ」と話しているということです。

警察によりますと、被告は粘着テープを使って、さい銭箱の中にある紙幣にくっつけて取り出す手口で盗みをしていたということです。

繰り返し窃盗の被害に遭っていた八尾市内の神社の1つが、「神さんみてる」と書いた紙をさい銭箱に入れていて、被告は盗みをしようとした際にその紙を手に取って、その後さい銭箱に戻していました。
警察は紙についた指紋から容疑を特定したということです。

被告は警察の調べに対し、容疑を認め、「ほかに1000件くらい盗んだ」と話しているということです。


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2024年11月28日

警察官になりすましてキャッシュカードをだまし取り120万円引き出した疑い、住居不定の男を逮捕

2024/11/27 KSB瀬戸内海放送

岡山中央署は26日、北海道三笠市生まれで住居不定の男(27)を詐欺と窃盗の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、10月30日、警察官を装った何者かが岡山市の男性(75)に電話をかけ「あなたの口座からお金が引き出されている」「口座機能停止のためカードを預かる必要がある」などと嘘を言い、その後、男が男性宅を訪問してキャッシュカード2枚をだまし取り、岡山市内の銀行で現金120万円を引き出して盗んだ疑いが持たれています。

2日後に男性が被害届を出し警察が男を全国に指名手配、佐賀市で発見し逮捕しました。調べに対し男は「岡山に来たことがないので、現時点、何も話をすることはない」と容疑を否認しています。警察は、男が「受け子」と「出し子」を担っていることから、組織的な犯行とみて捜査しています。


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2024年09月30日

銅高騰、狙われる太陽光発電所,法の未整備つき容易に売買,保険業界も困惑,発生保険金100倍超の会社も

2024/9/29 南日本新聞

銅の価格高騰に伴い、太陽光発電所の送電用ケーブル盗難が急増している。
鹿児島県内では大隅半島で被害が多発し逮捕者も相次ぐ。人目につきにくい場所にある施設が多く屋外のため狙われやすい。被覆のない銅線類は買い取り時の本人確認が法的に義務付けられておらず、法整備を求める声も上がる。


肝付署などは8月上旬、窃盗などの疑いで電気工事業の男(34)を逮捕=同23日付で起訴=した。起訴状などによると、有刺鉄線や金網フェンスを切断して志布志市の発電所に侵入。
銅線ケーブル約20メートル(時価約20万円)をニッパーで切り、車で運び出したとされる。銅線は売却されていた。

9月中旬にも、少年2人が曽於市の施設で銅線ケーブル数十本など(時価約134万円)を盗んだ疑いで逮捕された。同施設は複数回被害に遭っており、曽於署が関連を調べている。

肝付署によると、大隅半島の各署が1月から9月10日の間に26件の被害を認知。

太陽光発電協会(東京都)によると、銅価格が急騰した2021年ごろから北関東や名古屋市で被害が増えた。
犯行は組織的で計画的だ。地図アプリで立地を確認し防犯設備や搬出経路を下見した上で夜間に実行するケースが目立つ。
ケーブルが地上に露出しない地下埋設配管の導入や、草を刈り死角をなくすなど対策を紹介している。



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2024年05月17日

福島南会津強盗致傷、現場を1時間物色か、近隣3県の手口と共通

福島県南会津町の60代女性方の一軒家に14日未明、複数の男が押し入り現金1万数千円が奪われた強盗致傷事件で、女性は男らが住宅にいた時間について「1時間くらいだったと思う」と話していたことが16日までに、関係者への取材で分かった。

栃木など関東近隣3県で相次いだ強盗事件でも犯人が1時間程度現場にいたケースがあるほか、山あいの住宅で住人を縛るなどの手口が共通しており、県警が関連を調べている。

女性の証言は県警も把握しており、男らが押し入ってからすぐには逃走せず、室内を執拗に物色したとみて調べている。


捜査関係者によると、一軒家の平屋全体に物色された痕跡があったという。
男らが女性方の周辺には住宅がないことを把握した上で押し入り、周囲に気付かれにくいことを分かっていて、長く物色していた可能性がある。女性が事件直後に助けを求めた、いとこの70代男性は「(女性は)『男たちは1時間くらいいたと思う』と話していた」とした。

女性は目隠しをされ、正確な時間は把握できなかったことから「恐怖で時間が長く感じた可能性はある」とも話した。

一連の強盗事件を巡り、栃木、群馬、長野3県警の合同捜査班は16日、窃盗未遂で逮捕した男が栃木県佐野市のコンビニのATMで金の引き出しに失敗している様子が防犯カメラに写っていたと明らかにした。同県日光市で起きた強盗の被害者のカードを使っていた。


窃盗未遂容疑で15日に逮捕されたのは、ベトナム国籍、住所不詳、自称内装工の男(25)。
入管難民法違反(不法残留)容疑で同国籍、住所不詳、無職の男(23)も逮捕された。
捜査班は男が乗っていた車を押収し、現場付近の防犯カメラなどを調べている。
福島県警も合同捜査班と情報を共有しながら捜査を続けている。

2024/5/17 福島民友新聞


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