空家

2026年03月30日

長期避難宅狙い窃盗、2,3月に輪島で多発、仏具や蛇口、金属類被害

2026/3/30 北國新聞社

能登半島地震や奥能登豪雨による長期避難で無人状態が続く家屋を狙った窃盗被害が、2、3月に輪島市内で相次いだことが29日分かった。ほとんどが最寄りの県道が通行止めで細い迂(う)回路(かいろ)しかない集落で、人目につきにくい民家の玄関などが破られ、真ちゅう製の仏具や水道の蛇口などの金属類が主に盗まれていた。

離れて暮らす住民は「あまりに悪質。防ぎようがない」と嘆いている。複数の住民によると、道路事情が悪く大半の住民が長期避難している海岸近くの中山間地など少なくとも3町で2月下旬に、山間部の1集落では約10軒で3月上旬と下旬に被害が発覚し、輪島署に通報した。

長期避難で家人がおらず、主要な道からやや離れた家屋で、玄関や勝手口を破って土足で侵入された形跡があったという。家の中で保管していたホイール付きのタイヤも持ち出されるなど、大型車両が犯行に使われた可能性もある。

被害が発生した集落の多くは、住民が長期避難している。路地を通らなければたどりつけない場所が狙われており、住民の1人は「市内では、ほとんどの破損家屋が解体され、残っている無人の家は少ない。下見をして周到に盗みに入ったとしか思えない」と怖がった。

住民がすでに市外へ転居した家屋も多く、さらに被害の発覚が増える恐れもある。
被害があった地区出身の60代男性は「泣きっ面に蜂だ。悪いにも程がある」と憤った。


奥能登の窃盗、地震前の2.9倍 2年連続増加で242件
石川県警の集計では、昨年の奥能登4市町の刑法犯認知件数は315件(前年比86件増)と能登半島地震後2年連続で増加した。
内訳は窃盗犯が最多の242件(同64件増)で、2023年の84件から2・9倍に急増した。
県警は対策として30日、輪島署穴水庁舎で「奥能登治安対策センター」を開所し、犯罪抑止の取り組みを強化する。



bouhantaisaku at 11:34|Permalink

2025年03月26日

狙われる空き家の窃盗事件、5年間で被害3倍

2025/3/25 朝日新聞

空き家を狙った窃盗の被害が急増している。背景には空き家の増加があり、管理が行き届かない状況も問題となっている。家主に代わって防犯対策を担うサービスも出てきた。


福岡県で1月24日午前3時40分ごろ、2階建ての空き家からネックレスや指輪を盗んだ疑いで現行犯逮捕された男(51)=窃盗罪などで起訴=は、県警の調べにそう話した。捜査関係者によると、空き家を狙って1階掃き出し窓から侵入し、約50分間、室内を物色していたという。

現場近くで不審な軽自動車を見つけた捜査員が応援を呼んで待機。男が外に出てきたところで声をかけた。男は容疑を認めているという。


男は運送会社の派遣社員として郵便物などを宅配する仕事をしていた。
「暖房の音がしているか、庭の草が生い茂っているかどうか」で空き家か否かを見極めていたという。
男の配達エリアでは昨年から空き家が被害に遭った窃盗事件が10件程度あり、県警は関連がないか調べている。

県警幹部は「もともと留守宅が狙われていたが、空き家が狙われるようになってきた」と指摘する。空き家でも貴金属が置かれたままのケースは多く、被害に遭っても気づかれにくいことが背景にあるという。


東京都の空き家から現金約40万円が入った財布を盗んだとして、警視庁は18日、住居不定、職業不詳のベトナム人の男(34)を窃盗などの疑いで逮捕した。男は「ベトナム人の友人に誘われ、生活費がほしくてやりました」と容疑を認めているという。


綾瀬署によると、6年ほど前、この家に住んでいた90代の女性が施設に入所したため、空き家になっていた。近所の親族が定期的に訪ねていたが、昨年7月30日、雨戸が外されて室内が荒らされていることに気づき通報。財布はタンスの中にあったという。

空き家を狙った侵入窃盗事件は近年急増し、警察庁によると、昨年の認知件数は9314件で被害額は12億9039万円。この5年間で認知件数は3倍、被害額は4倍になった。



bouhantaisaku at 10:19|Permalink
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