2021年12月07日

「古くて大きな家は現金がある」空き巣60件、4500万円相当被害

山間部にある古い民家を狙って空き巣を繰り返したとして、兵庫県警捜査3課と姫路署などが、住居侵入と窃盗などの疑いで、兵庫県明石市の建設作業員の男(33)を逮捕、送検していたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者によると、男は「高齢者が住む古くて大きい家は現金があることが多いと思った」などと供述。県警は2018年12月から今年6月にかけて、東西播地域や神戸市北区、西区などで約60件、計約4500万円相当の窃盗被害を裏付けたとしている。
県警は、住居侵入と窃盗容疑など計六つの事件(被害総額約3700万円相当)で送検し、神戸地検姫路支部がうち5件(同1600万円相当)を起訴した。

捜査関係者や公判によると、男は古い民家のインターホンを鳴らして留守を確認。窓を割るなどして侵入し、工具で小型の金庫を壊して現金を盗んでいた。高齢者の世帯を狙い「子ども用自転車の有無で判断した」と話したという。

2021/12/7 神戸新聞NEXT




bouhantaisaku at 19:22│ 住宅 
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