2009年02月23日

石綿ばく露作業に係る労災認定事業場一覧表の公表について。

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/07/h0729-2.html
 
 厚生労働省は注意喚起するという観点から、
 石綿ばく露作業が原因とされる肺がん又は中皮腫の労災認定を受けた
 労働者が所属していた事業場の名称をホームページで公開しました。

 公表対象事業場数は383事業場
 うち、労災認定件数531件、となっています。
 
 石綿ばく露作業に係る労災認定事業場一覧表(第1表)
 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/07/dl/h0729-2d1.pdf
 石綿ばく露作業に係る労災認定事業場一覧表(第2表)
 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/07/dl/h0729-2d2.pdf
 石綿による健康障害にかかる船員保険の災害補償認定事業場リスト
 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/07/dl/h0729-2d3.pdf


 日本経済新聞(2005/8/2)によると、
 建物倒壊や大量の解体作業が行われた阪神大震災で、
 環境庁が1995年2〜10月に測定した神戸市街地の
 アスベストの空気中濃度は、大気1リットル当たり最高6本。
 
 環境基準の同10本以下に照らすと、心配ない、と見られる半面、
 世界保健機関(WHO)は5本を1年間吸い続けると、
 10万人に15人が中皮種などで死ぬ恐れがあるとする。

 さら続けて、神戸の震災現場では、
 ビルの解体現場周辺では最大同19.9本。
 民間の研究機関が調べた2地点では、
 同160本、同250本という結果も出ていたといいます。


bouhantaisaku at 15:44│ 防災 
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