2008年08月12日

ピッキング

鍵を使わずに錠前を開けること。

ピックとテンションという二つの道具を使って、正式な鍵が差し込まれている状態を再現する事で開錠操作を行う。鍵を扱う業者がオートロックのドアや、鍵が失われて開かなくなった金庫などを開ける際に用いるほか、犯罪者の中にもこの技術に長けた者がおり、これに絡む犯罪の横行が社会問題となっている。

この技術を習得している者は鍵を破壊せずに開錠ができる。これが錠前屋の技術であるならば至極便利なのだが、いったん犯罪行為に用いられると、従来の鍵を破壊するタイプの住居侵入や窃盗と違って被害が周囲に気づかれにくいため、事件の捜査がより難航する傾向がある。


ピッキング行為では鍵穴を覗き込んだりしながら器具を操作して開錠するため、作業中は十分不審でも数分間程度であけられてしまい、また通常の開錠操作と同じ程度の音しかせず、犯罪の発見を遅らせてしまいやすい。

日本では1990年代にこれらに用いる器具が通信販売などで大量に出回って犯罪行為(窃盗やストーカーなどの建造物侵入)に用いられるケースがしばしば発生。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



鍵、玄関、扉、窓の防犯






bouhantaisaku at 13:11│ 防犯 
最新記事
QRコード
QRコード
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: