2006年08月12日
セコム子会社・公金不正流用:元副社長告訴 「警察に解明望む」 /新潟
刑事事件に発展も
JR新潟駅南口駐車場の管理を委託された「セコムジャスティック上信越」による不正流用疑惑は10日、同社の元副社長が刑事告訴されたことを受け、刑事事件に発展する可能性が高まった。篠田昭市長は「強制捜査権を持った警察に全容を解明してもらいたい」と述べ、捜査による真相解明に期待感を示した。
新潟市土地開発公社はこれまで、同社の親会社「セコム上信越」から提出された資料などを基に、被害額の算定などを進めてきた。結果、セ社の説明通り、元副社長が不正を主導した疑いが強いと判断。「被害が多額で、長期にわたって不正を行っており悪質」として、告訴に踏み切った。県警は「内容について精査し、受理するか判断をしたい」としている。
一方、篠田市長はこの日の会見で、「大きな不祥事を起こした会社との契約が続けば、市民の理解が得られない」と指摘。不正の舞台となった駐車場や本庁舎の警備など、両社との契約の一部を解除することを明らかにしたほか、セ社を指名停止6カ月、ジ社を同12カ月とする処分も発表した。また、市の管理体制にも問題があったとして、公社の理事長らを処分するという。
市は今後、同社の過少申告に基づいて決定した契約内容などを調査した上で、告訴から除外した99年度以前の損失についても損害賠償を求める方針。
セ社は「告訴の事実を確認できていないので、コメントできない」としている。
(毎日新聞) 8月11日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060811-00000004-mailo-l15
JR新潟駅南口駐車場の管理を委託された「セコムジャスティック上信越」による不正流用疑惑は10日、同社の元副社長が刑事告訴されたことを受け、刑事事件に発展する可能性が高まった。篠田昭市長は「強制捜査権を持った警察に全容を解明してもらいたい」と述べ、捜査による真相解明に期待感を示した。
新潟市土地開発公社はこれまで、同社の親会社「セコム上信越」から提出された資料などを基に、被害額の算定などを進めてきた。結果、セ社の説明通り、元副社長が不正を主導した疑いが強いと判断。「被害が多額で、長期にわたって不正を行っており悪質」として、告訴に踏み切った。県警は「内容について精査し、受理するか判断をしたい」としている。
一方、篠田市長はこの日の会見で、「大きな不祥事を起こした会社との契約が続けば、市民の理解が得られない」と指摘。不正の舞台となった駐車場や本庁舎の警備など、両社との契約の一部を解除することを明らかにしたほか、セ社を指名停止6カ月、ジ社を同12カ月とする処分も発表した。また、市の管理体制にも問題があったとして、公社の理事長らを処分するという。
市は今後、同社の過少申告に基づいて決定した契約内容などを調査した上で、告訴から除外した99年度以前の損失についても損害賠償を求める方針。
セ社は「告訴の事実を確認できていないので、コメントできない」としている。
(毎日新聞) 8月11日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060811-00000004-mailo-l15
bouhantaisaku at 09:27│
│許せない事件