2020年09月
2020年09月28日
給付金詐欺の手口、SNSで大学生に指南か?見返りに報酬も。
新型コロナウイルスの影響を受けた事業者を支援する持続化給付金100万円をだまし取った詐欺容疑で逮捕された住居不定、自称小売業の男(22)が、別の持続化給付金詐欺事件で逮捕された埼玉県の男子大学生に、不正受給の手口を指南していたことが捜査関係者への取材で分かった。
山梨県警は、男が手口を教えた見返りに大学生から報酬を受け取った可能性があるとみて調べている。
捜査関係者によると、男と男子大学生は、もうけ話に興味を持つ人が集まるSNSでのやりとりを通じて知り合った。外国為替証拠金取引(FX取引)など投資に関する情報交換をする中で、男が男子大学生に給付金の不正受給を持ちかけ、手口を教えたという。
県警の発表によると、男は個人事業主を装い、虚偽の確定申告書などを用意して5月下旬〜6月上旬、大阪府でスマートフォンから申請し、国から自身の口座に給付金100万円を振りこませた疑い。
男子大学生も男とほぼ同時期に同じ手口で虚偽の申請を行っており、給付金100万円を不正受給した疑いで7月に県警に逮捕された。甲府家裁は、男子大学生について第1種少年院送致とする決定を出している。
2020/9/27読売新聞オンライン
山梨県警は、男が手口を教えた見返りに大学生から報酬を受け取った可能性があるとみて調べている。
捜査関係者によると、男と男子大学生は、もうけ話に興味を持つ人が集まるSNSでのやりとりを通じて知り合った。外国為替証拠金取引(FX取引)など投資に関する情報交換をする中で、男が男子大学生に給付金の不正受給を持ちかけ、手口を教えたという。
県警の発表によると、男は個人事業主を装い、虚偽の確定申告書などを用意して5月下旬〜6月上旬、大阪府でスマートフォンから申請し、国から自身の口座に給付金100万円を振りこませた疑い。
男子大学生も男とほぼ同時期に同じ手口で虚偽の申請を行っており、給付金100万円を不正受給した疑いで7月に県警に逮捕された。甲府家裁は、男子大学生について第1種少年院送致とする決定を出している。
2020/9/27読売新聞オンライン
2020年09月21日
偽訴訟詐欺、愛知で封書相次ぐ 注意喚起進み、はがきから変更?
「民事訴訟が起こされたので取り下げ費用が必要」などとする虚偽文書を封書で送って現金を要求する特殊詐欺の手口が、愛知県で目立っている。
これまでは主にはがきが使われていた手法だが、報道などで注意喚起が進み、詐欺グループが切り替えた可能性がある。
「はがきによる催促は詐欺」と逆手に取ったような記述もあり、県警は注意を呼び掛けている。
県警によると、1月から8月末までに、こうした封書が届いたとの相談が約1300件寄せられ、地域的にも県内全域に及ぶ。
県警幹部は「大半が“取り下げ期日”の直前に届き、読む人を焦らせるような内容。家族や警察に相談してほしい」と強調した。
2020/9/21共同通信
これまでは主にはがきが使われていた手法だが、報道などで注意喚起が進み、詐欺グループが切り替えた可能性がある。
「はがきによる催促は詐欺」と逆手に取ったような記述もあり、県警は注意を呼び掛けている。
県警によると、1月から8月末までに、こうした封書が届いたとの相談が約1300件寄せられ、地域的にも県内全域に及ぶ。
県警幹部は「大半が“取り下げ期日”の直前に届き、読む人を焦らせるような内容。家族や警察に相談してほしい」と強調した。
2020/9/21共同通信
2020年09月17日
全国初、特別給付金詐取で外国人逮捕 既に帰国した他人の在留カードでだまし取る
他人の在留カードを使って国の特別定額給付金をだまし取ったとして、兵庫県警組織犯罪対策課と葺合署、大阪出入国在留管理局などは16日、入管難民法違反(他人名義在留カード行使)と詐欺の疑いで、ベトナム国籍の女(30)=神戸市中央区=を逮捕した。同給付金を巡り、外国人が詐欺容疑で逮捕されるのは全国初という。
逮捕容疑は7月3日、千葉県習志野市役所を訪れ、同市から既に帰国したベトナム人女性(22)の在留カードとキャッシュカードなどを示して同給付金を申請し、8月3日、女性の口座に現金10万円を入金させ、だまし取った疑い。「親戚の在留カードを使った」と容疑を認めているという。
同市の担当部署によると、在留カードには顔写真が添付されているが、窓口では別人と気付かなかったという。同課は、女が在留カードなどを入手した経緯を調べている。女の自宅からは偽造の在留カードも複数見つかっているといい、関連を調べる。
2020/9/16神戸新聞NEXT
逮捕容疑は7月3日、千葉県習志野市役所を訪れ、同市から既に帰国したベトナム人女性(22)の在留カードとキャッシュカードなどを示して同給付金を申請し、8月3日、女性の口座に現金10万円を入金させ、だまし取った疑い。「親戚の在留カードを使った」と容疑を認めているという。
同市の担当部署によると、在留カードには顔写真が添付されているが、窓口では別人と気付かなかったという。同課は、女が在留カードなどを入手した経緯を調べている。女の自宅からは偽造の在留カードも複数見つかっているといい、関連を調べる。
2020/9/16神戸新聞NEXT
2020年09月15日
国勢調査の手提げ袋、メルカリで一時販売 出品禁止に指定
高市早苗総務相は15日、国勢調査の調査員に配布している手提げ袋がフリーマーケットアプリ「メルカリ」で販売されていたことを確認し、アプリを運営するメルカリに出品の取り下げを要求したことを明らかにした。高市氏は「国勢調査を装った詐欺などに用いられる可能性もある。フリマサイトの売買に使われたのは極めて残念」と述べた。
メルカリによると、確認された手提げ袋の出品は1件で、同日朝に出品を取り下げた。すでに昨日の時点で売買が1千円で成立していたが、
「発送前だった可能性が高い」(同社)という。同社は同日、犯罪に使われる可能性がある商品として、国勢調査の手提げ袋を出品禁止物に指定した。
高市氏によると、手提げ袋は国勢調査の調査員に任命された人に配布されているもので、調査票を持ち歩く際は、この手提げ袋を使うように要請。回収した調査票を市区町村に提出する際にも、
この手提げ袋を用いるように指導しているものだという。
国勢調査は今月14日に調査票の配布とインターネット回答が開始された。
調査を装って、銀行口座情報を聞き出すなど詐欺が発生することも懸念されており、調査員には専用の手提げ袋のほか、調査員証や腕章を配布している。
高市氏は「国勢調査で金銭の要求やクレジットカードの番号、銀行口座の暗証番号を聞くようなことは絶対にない」と注意を呼びかけた。
2020/9/15産経新聞
メルカリによると、確認された手提げ袋の出品は1件で、同日朝に出品を取り下げた。すでに昨日の時点で売買が1千円で成立していたが、
「発送前だった可能性が高い」(同社)という。同社は同日、犯罪に使われる可能性がある商品として、国勢調査の手提げ袋を出品禁止物に指定した。
高市氏によると、手提げ袋は国勢調査の調査員に任命された人に配布されているもので、調査票を持ち歩く際は、この手提げ袋を使うように要請。回収した調査票を市区町村に提出する際にも、
この手提げ袋を用いるように指導しているものだという。
国勢調査は今月14日に調査票の配布とインターネット回答が開始された。
調査を装って、銀行口座情報を聞き出すなど詐欺が発生することも懸念されており、調査員には専用の手提げ袋のほか、調査員証や腕章を配布している。
高市氏は「国勢調査で金銭の要求やクレジットカードの番号、銀行口座の暗証番号を聞くようなことは絶対にない」と注意を呼びかけた。
2020/9/15産経新聞