2009年10月

2009年10月19日

仏像3体盗まれる−仏像やお堂の防犯対策

滋賀甲賀市で、観音堂の厨子に安置されていた仏像3体がなくなっているのを住職らが見つけ110番通報した。甲賀署は窃盗事件とみて捜査している。

盗まれたのは、十一面観世音像と、その左右にあった不動明王と毘沙門天の像。
いずれも制作年代は不明で、文化財指定はされていない。
最後に3体が確認されたのは昨年7月だった。
200年6月17日 毎日新聞


○○○

仏像の盗難事件が増えています。

仏像は、人家から離れたお堂などに安置されている場合が多く、
泥棒などの異常があっても長期間わからない事が多いようです。
当然、電話線もない場合がほとんどですので、一般の警備保障も導入できません。

このような建物の監視には、異常の際に携帯電話網を使って周囲の方に報せる防犯システムをおすすめします。



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携帯電話通報機能付きワイヤレス機械警備システム




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bouhantaisaku at 20:18|Permalink 防犯 

2009年10月01日

防犯フイルムとの効果はどうでしょうか?-防犯グッズの選び方

ご自宅の窓が全て強化ガラス(合わせガラス)が、防弾ガラスほどのものと入れ替えることができれば防犯フィルムは必要ないです。
ただ、そのクラスの強化ガラスはかなり高額で、一般の家庭で全て入れ替えるのは、かなり限られたご家庭だと思います。

防弾ガラスなみに強化できる事はありませんが、
手間を考えると防犯対策の一つとして防犯フイルムがおすすめです。
(財)全国防犯協会連合第701号推薦防犯用品の認定を受けているものもあります。

○○○

全国防犯協会とは、関わる業界の方達が自社の防犯に使ってもらえると思われる商品を持ち寄る集まりであって、防犯の基準は作られていません。(?未確認)


○○○


カタログ上の性能やメーカーの売り込み文句のみを信用し売り込みをかける、ただの中間業者が最近たいへん多いです。
特にセキュリティ業界は10年ほど前に急成長したため、新規参入する商社や店が非常に多いです。

このような業者は、現物を手にとって自分で製品の批評もせずに、ある特定メーカーの商品のみの代理店になっている場合がほとんどで、他の商品を比較して良いか悪いか、どのような場所に適しているのか、トラブルは無いのか、どのような場合に不具合が起きるのかを自分の目で確認している事は少ない場合が多いです。


突然、電子ロックはOEMでしかとってない清掃業者が、ピッキング不能、などと売って回ったり、フランチャイズを展開し始めたり、そのまた代理店もほとんどがセキュリティに素人で、なんの知識も検証もせずに販売したりもしています。


一定の基準に達した防犯合せガラスでも、破壊痕をつけて鋭利な器具で使えばクレセントは開けられる場合があります。経験の長い施工店では、そういったものを施工した上で窓の補助錠を追加などの強化策を行っています。


防犯フィルムについても施工段階でカッターで切ってサイズを合わせている訳ですから、基本的にはハンマーとカッターで穴が開いてしまいます。
フィルムや接着剤の膜は、ガラスの片面にだけでは簡単に破られてしまうのです。
ガラスが割れて剥がれ落ちれば、叩いて破れなくっても切られてしまう事もあります。


また、一部の業者が広告CMで、防犯フイルムを貼った窓ガラスの真ん中をガンガン金属バットで叩いて、こんなに叩いても割れません、という宣伝をしてますが、
空き巣犯が一番強度の高いガラスの真ん中をガンガン音をたてながら、叩いて破壊するという事は、まずありません。
※空き巣犯は音を立てることを極端に嫌がります。

フイルムが貼ってあっても、ガラスとアルミ枠の継ぎ目の部分や4隅の部分を、
マイナスドライバーで細かく割って拳を入れられる穴を開け、
そこから手を突っ込んで鍵を開ける、という手口が現実には多いと思われます。


bouhantaisaku at 11:21|Permalink 防犯 | 防犯グッズの選び方
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